不妊治療の種類について

不妊治療にはどのような方法があるのかを解説しています。

HOME » 不妊治療の基礎知識 » 不妊治療の種類

不妊治療の基礎知識

不妊治療の種類

不妊治療は「一般不妊治療」と「高度生殖医療」に分けられます。

不妊治療というのは、大きく分けると「一般不妊治療」と「高度生殖治療」の2種類に分類できます。
「一般不妊治療」と呼ばれる治療には、「タイミング法」「排卵誘発剤による方法」「卵管障害の治療」「人工授精」といったものがあります。不妊原因や夫婦の希望などを総合的にみて治療法が決められますが、ある程度タイミング法を行って結果が出なければ排卵誘発剤を使用する…といったように、ステップアップしていくケースも多いようです。
そして「高度生殖医療」と呼ばれる治療には、「体外受精」と「顕微授精」があります。一般不妊治療では妊娠が望めないと判断された場合や、一般不妊治療をある程度の期間行ったものの、結果が出なかった場合などに検討されます。技術的にも高度なため、一般不妊治療に比べると費用も高くなります。
このページでは、それぞれの治療法について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

不妊治療の種類

一般不妊治療を一覧紹介

タイミング法・排卵誘発剤による方法・卵管障害の治療・人工授精を詳細に解説

 
  • タイミング法排卵日の予測を行い、その日より少し前のタイミングで性行為をして妊娠確率を高める治療法です。
    不妊治療の中では一番自然妊娠に近い方法ですが、通院して排卵日の予測の精度を高めることで、妊娠確率がアップします。かかる費用は、数千円~1万円ほどのケースが多いようです。
  • 排卵誘発剤による方法排卵が起こりにくい場合に、排卵を誘発する作用のある「排卵誘発剤」を使用して排卵日を起こします。そしてタイミングを合わせて性行為を行い、妊娠確率をアップさせます。
    プロゲステロン剤やクロミッド、エストロゲン剤など種類がいくつかあり、不妊原因によって使い分けます。かかる費用は、数千円~1万円ほどのケースが多いようです。
  • 卵管障害の治療卵管というのは非常に細く、炎症等の影響により狭くなったり詰まってしまう場合があります。その原因としては、子宮内膜症やクラミジア、卵管水腫などが挙げられます。
    卵管造影検査で異常が見つかれば、さらに通水検査や通気検査等で内部を調べることになりますが、この検査で卵管が通り、検査後に妊娠するケースもあるようです。
  • 人工授精射精障害や勃起不全、乏精子症、精子無力症など、男性側(夫側)に不妊の原因があると考えられる場合に行われる治療法です。
    超音波検査や基礎体温などで排卵の時期を予測し、タイミングを合わせて、精子を採取して人工的に子宮内へ入れます。かかる費用は、1回あたり約1万円~3万円ほどのケースが多いようです。
 

高度生殖医療を一覧紹介

体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)をわかりやすく解説

 
  • 体外受精(IVF)男性から精子を、女性から卵子を取り出し、体外で受精させて培養した受精卵を女性の子宮内へ戻すという治療法です。
    女性、男性それぞれに不妊の原因があり一般不妊治療では妊娠が難しいだろうと判断される場合などに検討されます。かかる費用は、約10万円~100万円ほど。一般不妊治療に比べるとかなり高額になり、受精卵をどの程度培養するのかによっても費用は変わります。
  • 顕微授精(ICSI)何らかの原因で精子の状態が悪い場合、体外受精を行っても受精はできません。このようなケースで顕微授精が検討されます。
    体外受精のように精子・卵子の自然受精を見守るのではなく、細いガラスピペットを使用して精子を卵子に直接注入します。そうして授精させた受精卵を培養し、子宮内へ戻すのです。無精子症であっても、精子を精巣から取り出して顕微授精をすることが可能です。かかる費用は、約30万円~100万円と、体外受精よりさらに高額になります。